2014年6月7日土曜日

LoopBack

LoopBackはクラウドでもオン・プロミスでも動作することができるNode.jsのモバイル・バックエンドフレームワークです。
まず、LoopBackの主要な概念を理解してからアプリケーションを作っていきましょう。
LoopBackの流れに沿って話を進めていきましょう。

概要

LoopBackは以下のことができます。
  • ほとんどコーディングせずにend-to-end REST APIを作成
  • Oracle, MySQL, PostgreSQL, MS SQL Server, MongoDB, SOAPや他のREST APIから簡単にデータのアクセスが可能
  • 複合APIのモデル関連とアクセス制御を組み合わせる
  • オンプレミスやクラウドでアプリケーションを動作させる
  • モバイルユースケースのビルドインのプッシュ、ゲオロケーション、ファイルサービスが使える
  • Android, iOSやJavaScript SDKを使用して簡単にクライアントアプリの作成が可能
LoopBackの構成
  • WebやモバイルアプリをデータベースやREST APIなどのデータソースに繋げるためのNode.jsモジュールのライブラリ
  • LoopBackアプリケーションを作成、動作するためには、slc lbというCommand-lineツール
  • NativeとWebベースモバイルクライアントのためののClient SDK
    LoopBackアプリケーションには、3つのコンポーネントがある。
  • ビジネスデータと振る舞いを表現するModel
  • Data sourceとconnector。Data sourceはデータベースやその他のREST APIやSOAPサービスなどのバックエンドサービス。ConnectorはアプリがOracle, MySQL, MongoDBのデータへアクセスを提供。
  • LoopBack client SDKを使用したMobile clients
    LoopBack components
    AppはLoopBackモデルAPIを通してデータソースにアクセスする。ローカルでもリモートでもiOS, Android, HTML5のnativeなclientのAPIを通してでも使用できる。
    APIを使って、データベースのクエリやデータを保存したり、ファイルをアップロード(まだ機能はリリースされていないが)したり、メールを送ったり、push通知を作成したり、ユーザー登録やdatasourceで提供されているその他のアクションを実行する。
    Mobile clientはREST, WebSocketやその他のtransportを超えて、backend APIを提供することができるpluggable transport layerのStrong Remotingを使用して直接LoopBack server APIを呼び出すことができる。

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